医療法人社団真仁会看護部

認定看護師インタビュー

荒木彩子さんインタビュー

現在の仕事内容

月・金曜は、内分泌外来の診察介助、診察前の待ち時間に、生活全般の聞き取りや、糖尿病や合併症など自分の体についてどのように理解されているかを確認したり、インスリン注射の手技の確認などを行っています。
火・水・木曜は、透析室で新人看護師として、看護師、臨床工学技師のプリセプターさんに教えてもらいながら透析業務の介助を行っています。

真仁会を選んだきっかけ

私自身、認定看護師の資格を取得したので、少し長く働けるような病院がいいなと思っていたところ、南部郷病院は働きやすい病院を目指されていることをHPで知り、選びました。

資格取得を目指したきっかけ

はじめは、患者会で出会った患者さんの「認定看護師になれば~?」何気ない一言でしたが・・・。 患者さんの生活には、教科書には書いていないことのほうが多く、話を聞けば聞くほど治療に対する困難さを知りました。それでも患者さんが持っている力を信じて寄り添うこと、一緒にできることを考えることは楽しい時間でもありました。いろいろな患者さんと関わるにつれ、自分も糖尿病に関わる看護師としてもっとスキルアップしたいという思いや、県内の糖尿病看護認定看護師が開催している勉強会に出ることで、自分の看護に背中を押してもらうことがあり、自分も認定看護師を目指したいと思うようになりました。

資格取得に際して、大変だったこと

授業ではグループワークが多く、同じ資格を目指す仲間でも一人ひとりの考え方や価値観は違うので、意見をすり合わせ、納得しながら課題をこなしていくことが大変でした。
それと、在学中は多重課題になるので、ストレス発散法は重要項目です。私は福岡県立大学に8カ月通っていましたが、新潟から車を持っていきませんでした。そのため、気分転換のためのドライブができませんでした。(いつもクラスメイトの車に便乗していましたが。)

資格取得前と後で一番変わったと思うこと、良かったこと

今はまだ患者さんやスタッフの皆さんとコミュニケーションをとりながら、療養支援を継続することで精いっぱいですが、療養支援の実践や評価をしながら、自己研鑽をしていきたいと思います。
今後は糖尿病教室やフットケアのシステム構築をしていくことができればと思います。いまはまだ院内に糖尿病チームがないので、コメディカルによる糖尿病チームを作っていく予定です。そのために糖尿病看護に興味のある看護師、糖尿病看護が好きな看護師を増やしていくことができるよう、勉強会の企画ができたらいいなと思います。

将来のキャリアプラン、目標

決して楽な道のりではありませんが、認定看護師は好きな分野の看護が、もっと好きになれる、そんな資格だと思います。糖尿病看護に興味がある、糖尿病看護認定看護師を目指している方、ぜひ一緒に頑張りましょう。

専門・認定看護師を目指されている皆さんへメッセージ

ちょっとでも関心・興味があるなら前へ進むべきだと思います。進むことで解決することもあります。根っからのポジティブな性格なので皆さんに当てはまるかどうかわかりませんが、お金なんか、家のことなんか何とかなります。自分の気持ち次第で先は開けます。皆さん頑張ってください。