医療法人社団真仁会看護部

認定看護師インタビュー

深井里美さんインタビュー

現在の仕事内容

3階病棟の看護師長の傍ら、病棟・外来のストーマ、褥瘡、スキンケアの実践やアドバイスを行っています。
また、褥瘡委員会に所属し、3病院を横断的に活動しています。さらに、ストーマケアを中心に看護外来を行っています。

資格取得を目指したきっかけ

新卒の頃に出会ったETナースの印象が強烈で(笑)
ストーマケアがどうしてもうまくいかない患者さんがいて、先輩NSといろいろな方法を試してもやっぱりうまくいかなくて、そんなときにETナースに相談してあっという間に解決した症例を経験しました。今思うと本当に単純なケアの方法だったのですが、その知識が無いためにケアがうまくいかず患者さんにも苦痛を与えていたということがあり、自分の知識や技術で患者さんが良くなったり悪くなったりするんだと実感するのと同時に、同じ看護師なのに、外科病棟に勤務しているのにストーマのケアが出来なくていいのか???と自分を問うきっかけになりました。しかし、その時には家から通える距離に研修校が無く、結婚や出産などライフイベントもあり、資格を取るなんてことはしばらく忘れていました。しかし、新潟青陵大学に研修校が開校すると聞き、家からも通えて良い機会だと思い受験しました。

資格取得に際して、大変だったこと

研修校では久しぶりの座学で1日中、座って講義を受けることも、各講義ごとに提出する課題レポートも大変でした。PCに向かってレポートを書きながら気が付いたら朝になっていることもたびたびあり、座ったまま寝る技を身につけました。購入する参考書も膨大な冊数で金銭的にも大変でしたが、病院からの援助があったので少し助かりました。子供が5歳・2歳の時の受験だったので、家族の協力なしには通えなかったと思います。

資格取得前と後で一番変わったと思うこと、良かったこと

研修会の講師や、実戦でのアドバイスなど看護師や介護士に教える機会が大幅に増えました。
また、学会の参加など新しい知識を得るために自分で起こす行動が増えました。

将来のキャリアプラン、目標

目標は、忙しくても楽しそうに仕事をしている人です。

専門・認定看護師を目指されている皆さんへメッセージ

受験してしまえば、あとは卒業するだけ。目指していることを声に出す。声に出しているうちにそれが現実になるので取り敢えず資格取得を目指していることを周りの人に言ってみよう!! あとはどうにかなるはずです。