緩和ケア病棟「郷和」施設長就任のご挨拶

４月１日より桜井金三先生の後任として、南部郷厚生病院緩和ケア病棟「郷和」に着任致しました。 南部郷総合病院には平成２年４月より、２５年間外科医として勤務させて戴きました。 お世話になった皆様誠に有難うございました。赴任当初より大学を意識し色々な手術に取り組んで来ました。 あまりお金の話はせず、時間を惜しまず、身を粉にして働くのが外科医の在り方のように教えられました。 しかし、私自身も慢性疼痛を患い、現役の外科の仕事も難しくなりました。 私が病院長であった７年間は二次救急を維持するには限界レベルの医師数で、 新潟大学から派遣医師が減らないよう何度も各医局に足を運び、当直医師の確保にも苦労しました。 今後も医師確保、新病院構想など難しい問題を、梨本病院長にお願いすることになりました。 皆様の御協力をよろしくお願い致します。

一方、厚生病院の医師不足も深刻な状況であると認識しました。 機能評価の審査も終わりましたので、今後総合病院の外来助勤に行く日もあり、 ご迷惑をおかけします。これからは郷和の優れた環境を多くの方に実感して頂けるよう努力してまいります。 どうぞよろしくお願い致します。

南部郷厚生病院
緩和ケア病棟「郷和」 施設長
篠川　主