理事長挨拶
学歴
- 1995年 杏林大学医学部医学科卒業
- 2016年 新潟大学大学院医歯学総合研究科卒業、博士号取得
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医療法人社団真仁会理事長佐藤 弥生
職歴
- 1995年 新潟大学医学部眼科学教室入局
- 1996年~ 厚生連小諸厚生総合病院、新潟県立新発田病院、厚生連刈羽郡総合病院、済生会新潟第二病院、新潟大学医歯学総合病院にて眼科診療に従事
- 2003年~ 医療法人真仁会南部郷総合病院にて眼科診療に従事
- 2006年~ 医療法人社団真仁会理事長就任
- 2020年~ 五泉中央病院
- 理事長就任以来、五泉市の地域医療全般に力を注ぎ現在に至る
業績(受賞歴)
- 2001年 日本眼光学学会学術奨励賞受賞
業績(論文、症例解説)
- 屈折力をもった不等像視矯正レンズ作製使用の1例 視覚の科学21 (1), 6-10, 2000
- 傍中心窩網膜毛細血管網閉塞を伴う網膜静脈分枝閉塞症に対する硝子体手術後の血管再疎通と視力経過 臨床眼科56(5),729-732,2002
- 滲出型加齢黄斑変性に対するラニビズマブからアフリベルセプト切り替え治療の1年成績 新潟医学会雑誌130(5),305-313,2016
- 両眼加齢黄斑変性に対する抗VEGF療法の長期経過例 あたらしい眼科35(4),503-504,2018
- その他、1995年-2016年学会発表、共著多数
エッセイ・取材など
- やさしい目できびしい目で(173-175連載「私の音楽活動」) 臨床眼科68(5)727,(6)877,(7)1041,2014
- あの医師(ひと)のHomeとAway~地域医療×音楽~ 眼科グラフィック7(3),364-367,2018
- 医療法人社団「真仁会」~五泉市の地域医療を担って55年~ 日本病院会雑誌71(7),674-679,2024
- その他、新潟県医師会報、五泉市東蒲原郡医師会だより、新潟県眼科医会報、銀海、など掲載多数
演奏活動
- 第46回日本神経眼科学会総会(2008)
- 第44回日本PFA国際歯学会日本部会総会(2013)
- 第54回関東甲信越眼科学会(2018)
- 第34回眼窩疾患シンポジウム(2019)
- フェリス女学院大学音楽学部音楽芸術学科特別公開講座「音楽家として/医師として」(2017)
- 杏林大学医学部同窓会総会(2012)
- 新潟高等高校同窓会(2025)
- 五泉市まちなか賑わい創造事業「Machinaka-Nigiwai Live」第1弾(2014)、第10弾(2017)
- 五泉中央病院ロビーコンサート(2020~)
- アフリカ眼科医療を支援する会(AOSA)イメージソング「The Road to Africa」制作(2010)
他多数
医療法人真仁会は1969年に設立され、翌年に村松中央病院を開設し、その歴史が始まりました。1974年に医療法人社団真仁会に変更し佐藤巌(現在顧問)が理事長に就任した後、1980年に南部郷総合病院を開設、その後1991年に老人保険施設「愛宕の里」、1993年に北日本脳神経外科病院、1995年に南部郷厚生病院、1998年に訪問看護ステーション、2000年に愛宕の里在宅介護支援センター、2001年に緩和ケア病棟「郷和」を開設し、五泉市に公的医療機関がない中で長きに渡り地域の医療と介護を担って参りました。
医療情勢が大きく変化する中、国及び県における地域医療構想に先駆けて病院の再編に取り組み、貴重な医療資源を集中し、より効率良い運営を行うために南部郷総合病院と北日本脳神経外科病院を合併、2020年1月に五泉中央病院をオープンいたしました。この合併事業は、地域医療に対応する先進的な取り組みとして高く評価されています。
真仁会は2025年に56周年を迎えます。これからも医療情勢の変化に柔軟に対応し、核となる五泉中央病院をより良い病院にするとともに、南部郷厚生病院、緩和ケア病棟「郷和」、老人保健施設「愛宕の里」といった各々の連携を強化し、地域に根ざした医療・介護を提供できるよういっそう努力してまいります。佐藤巌顧問が「五泉市の医療をもっともっと良くしていきたい」「千里の道も一歩から」と強い信念の元に、いかなる困難にも負けることなく全身全霊をもって築いてきた歴史を絶やすことなく継続していくことが理事長を引き継いだ私の使命と考えております。
皆様方におかれましては、地域に密着した身近な病院・施設として様々な場面で利用して頂ければ幸いです。今後ともご支援・ご指導をよろしくお願い申し上げます。