治療することが決定したら
入院は通常3日間です。
治療前日
入院し、診察や血液検査などを受けていただきます。
ガンマナイフについて十分な説明を行い、 皆様のご質問に具体的にお答えいたします。
治療当日
STEP1
局所麻酔を行い、4本のピンで専用のフレームを頭部に固定します。 /p>
STEP2
フレームを付けたまま MRI、CTを行います。(脳動静脈奇形の場合だけ脳血管撮影も行います。)
STEP3
担当医が治療計画を立てます。
検査終了後、計画ができるまで病室で休んでいただきます。脳動静脈奇形の方は脳血管撮影後のため臥床のままですが、 その他の方は自由に歩いたりできます。
STEP4
計画に基づいた位置に頭部が固定され、照射を開始します。
APS(Automatic Positioning System)搭載のガンマナイフモデルCでは頭部の位置の変換がコンピュータ制御で自動的に0.1mm単位で行われます。
STEP5
照射中はカメラで見守ります。いつでも会話ができます。
複雑な病変や大きな病変は、位置を少しずつ変えて 10数回照射を行う場合もありますが、音楽を聴きながら 苦痛なくできます。
STEP6
照射終了後フレームを直ちにはずします。安静を保つ必要はありません。
治療翌日
診察を受けていただき、治療後の経過観察の予定を立てて午前中に退院できます。