理事長の挨拶(2022年)
年頭にあたり謹んで新春のご挨拶を申し上げます。皆さまにおかれましては新しい年を健やかにお迎えのことと存じます。2020年1月6日に五泉中央病院がグランドオープンし2周年を迎えました。無事に新しい年を迎えられました事を心より感謝いたします。
五泉中央病院の新しい話題としては、昨年の10月から、最新のMRIを用いた全身がんドックDWIBS(Diffusion-weighted whole-body imaging with background body signal suppression)検査を開始しました。五泉市外からも来院され好評を博しています。がん検診としてDWIBS検査を導入したのは新潟県初となります。それに加えて、無痛MRI乳がん検診(ドゥイブス•サーチ)も1月下旬から開始する予定です。こちらは北陸•甲信越地方では初めての導入です。この「ほっと通信」が発行される頃には開始されている予定ですので、詳細は五泉中央病院のホームページでご確認ください。
五泉市の健診受診率は低く、受診率向上が課題となりますが、全国的にも新型コロナ感染症流行の影響で、がん検診と健診受診率の減少が報告されました。市民の皆さまには、病気の発見が遅れる事のないよう、五泉中央病院の従来の健康診断、がん検診、人間ドック、脳ドックに加え、DWIBSを用いた全身がんドック、無痛MRI乳がん検診を活用して頂ければ幸いです。これからも疾病の早期発見、早期診断に役立つよう運営してまいります。
まだまだ気の抜けない毎日が続いています。日常生活でもしっかりと感染防止対策を続けていただき、くれぐれも気をつけてお過ごしくださいますようお願いする一方、受診控えで必要な検査や治療が滞る事のないよう、適切に病院を利用していただければ幸いです。
当法人でも引き続き感染防止対策に努め、発熱外来運営、適切な検査、そしてワクチン接種の全面的な協力をやってまいります。一致団結して乗り越えましょう。
新しい年が、明るい展望が開ける年になりますよう心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。
令和4年1月
医療法人社団真仁会
理事長 佐藤 弥生