「新病院の診療体制と新たな機能について~この地域における新病院の役割~」講演会開催報告(2018年11月18日)
2018年11月18日に「新病院の診療体制と新たな機能について~この地域における新病院の役割~」と
題する市民公開講座を五泉市立図書館にて開催しました。
当日は162名の方にご来場いただきました。
五泉中央病院の梨本院長からはまず五泉市の医療の現状と病院の課題について説明がありました。そして、新病院で予定している標榜診療科のうち外科・胸部外科・眼科・麻酔科・泌尿器科・整形外科・救急科の体制や特徴など説明しました。
新病院への期待として以下の点を説明されました。
・五泉市、東蒲原郡地域の基幹病院になる
・僻地協力病院となる
・二次救急をさらにしっかり維持する
・高度循環器疾患は下越病院と連携する
・明るく笑顔が絶えない病院運営を行う
おわりに、五泉市・東蒲原郡は医療過疎地域で人口減少の早いところから医療がなくなってきているため、新病院では生き残りをかけて、医療レベルを上げて皆さんが安心できる医療を提供するとお話しされました。
続いて五泉中央病院の田覚先生から消化器内科、新潟大学医歯学総合病院の金子先生から内分泌代謝内科、五泉中央病院の篠川先生から呼吸器内科・循環器内科・腎臓内科・小児科、北日本脳神経外科病院の長谷川先生から脳神経外科について対象疾患や診療体制・特徴について説明がありました。
五泉中央病院 田覚先生
新潟大学医歯学総合病院 金子先生
五泉中央病院 篠川先生
北日本脳神経外科病院 長谷川先生
最後にご来場された皆さまとのディスカッションを行いました。
来場された皆さまからは
・新病院で人間ドックは受けられるのか
・新病院では他の病院や診療所など掛け持ちせずになるべく病院内で診療が完結できるようにしてほしい
などの多くのご質問やご意見を頂きました。