五泉中央病院

TEL.0250-47-8150

FAX.0250-47-8152

〒959-1825 新潟県五泉市太田489番地1

耳鼻いんこう科

診療する主な疾患

耳鼻いんこう科では、脳と眼を除く肩から上の領域すべて、すなわち耳・鼻・のど・頸部を、内視鏡やCT・MRI等を駆使して診察し、治療しています。具体的には、耳領域では急性や慢性の中耳炎、難聴、耳垢、めまい、顔面麻痺など、鼻領域ではアレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)、嗅覚障害など、のどでは咽頭炎、嚥下障害、声がれなどになります。耳鼻いんこう科のどの領域にも悪性腫瘍(がん)は発生し得るので、稀であっても早期発見に努めて、すみやかに専門病院に紹介しています。

特色・得意分野

五泉・東蒲原地区は高齢者人口の比率が高いので、加齢性難聴、めまい、声がれや嚥下障害の患者さんが多くなります。補聴器の使用に際しても、聴力検査により聞こえの状態を正確に把握して、適正に調整したものを、一定期間試用してから購入していただくように指導しています。稀ではありますが、加齢性難聴(年寄耳)と思い込んで来院した患者さんの中に、長年耳掃除を怠って耳垢が充満し難聴になっていた患者さんもいました。
嚥下障害(飲み込みづらい・むせる)は誤嚥性肺炎の原因になります。嚥下内視鏡やX線造影検査を用いて嚥下の状態を正確に判断し、適正なリハビリテーションにより誤嚥を改善・予防しています。
超高齢化社会になるに従い耳鼻いんこう科疾患にも変化が生じていますが、それらに対応した診療により、五泉市・東蒲原郡地区の健康長寿社会に貢献してゆきます。

スタッフ

髙橋 姿(たかはし すがた)

職名 院長
専門分野 新潟大学病院に長く勤務していたことから、新潟県に発生する耳鼻いんこう科疾患はごくまれなものまで含めて多数経験してきました。耳鼻咽喉科専門医として、耳鼻いんこう科領域の全般に対応できると考えています。
なかでも専門としてきたのは耳領域ですが、各種の中耳炎、耳の腫瘍、難聴、顔面麻痺などでは、薬による治療から手術治療まで幅広く実施していました。現在は、病院長として直接の治療には限界がありますが、適正な診断と最適な耳鼻いんこう科医への紹介で、良質な医療を実践したいと思います。
認定資格 耳鼻咽喉科専門医
補聴器相談医
医学博士
新潟大学名誉教授
所属学会 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
日本耳科学会