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認知症疾患医療センターのご案内
認知症疾患医療センターは認知症に関する様々なご相談や診断・治療に対応できる専門機関です。
認知症患者さんはもとより、そのご家族や関係機関等からの認知症に関する相談に対応するとともに、連携を通じて地域における認知症疾患医療をサポートいたします。
「何かおかしい」、「ひょっとしたら」という家族の印象はとても重要です。
以下のような、今までとは違う症状や行動に気づいたら、当センターまでご相談ください。
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- 同じことを何回も言ったり聞いたりする
- 食べ物などの好みが変わった
- 物の名前が出てこなくなった
- 物事への関心がなくなった
- 置き忘れやしまい忘れが目立つ
- 日時、場所などの見当がつかない
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- 買い物に行っても同じ物を買ってくる
- 置いたものが見当たらず「盗まれたのでは?」と言う
- ささいなことで怒りっぽくなった
- だらしなくなった
- 夜中に急に起き出して騒いだ
- 実際にない物が見えたりする 等
当センターの特徴
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専門医による診療・相談
認知症専門医と相談員が常駐。医療機関受診前の相談も受け付けており、早期発見・早期対応をサポートいたします。
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鑑別診断と初期対応
認知症の原因疾患を特定する鑑別診断を実施。診断結果に基づき、適切な治療方針を迅速に決定します。
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若年性認知症支援コーディネーター
65歳未満の方の『もの忘れ』に関する相談をお受けし、職場や福祉サービスなどと連携しながら、自分らしい生活が続けられるようサポートいたします。
認知症診断から治療までの流れ
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1.ご予約
認知症疾患医療センターでは、認知症に関する専門知識を有する専門のスタッフを配置しています。
ご本人、ご家族、周囲の方、関係機関などからの認知症に関する相談に対応するとともに、予約をお取りいたします。 -
2.各種検査
各種検査(頭部CT・MRI・SPECT・心理検査・血液検査など)を実施します。 周辺症状(幻覚・妄想・徘徊等)等の急性期治療を必要とする場合の対応を行います。状況により協力病院をご紹介いたします。
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3.治療方針の選定
診断後は医学的な判断だけでなく生活状況や身体疾患などの状況もふまえて適切な治療方針を選定いたします。